【要点】
◎航空機電子部品の耐放射線性を評価する施設「ICE House」は、中性子照射で長期被ばくを短時間再現し、空中放射線による故障リスクを検証する (Gigazine)
【要約】
航空機は高高度で自然放射線にさらされるため、搭載電子部品には高い耐放射線性が求められる。米ロスアラモス国立研究所のLANSCEにある「ICE House」は、中性子ビームを用いて航空高度で数十年分に相当する放射線被ばくを数時間で再現し、電子部品の誤動作や故障限界を評価する試験施設だ。中性子は半導体トランジスタに影響し、シングルイベントアップセット(SEU)などのエラーを引き起こす。ICE Houseではエラーの種類や頻度、耐性向上策の有効性を検証し、冗長化設計や遮蔽、エラー訂正技術の改良に役立てられている。航空分野に加え、宇宙環境向け評価への拡張も進められている。
【ニュース】
◆航空機に使用される電子部品の耐放射線性をテストする「ICE House」とは? (Gigazine, 2026/01/15 08:00)
https://gigazine.net/news/20260115-ice-house-cosmic-radiation-withstand/